主なブドウはウィリヤブラップから。その他にウォルクリフとヤリンガップのブドウも使用。ウィリヤブラップのブドウで造られたワインはふくよかでチョコレートのニュアンスとほど良い酸味が感じられます。ヤリンガップのものは素晴らしい色合いとダークフルーツのフレーバーを特徴としています。またウォルクリフのものは香りとエレガンスさを特徴としています。
優しい抽出と通常の発酵温度より低い醸造方法は余韻の長いフレッシュな果実味やカベルネソーヴィニョンの愛らしい香りを醸し出しています。熟成は12か月フレンチオークで行われ、熟成後ブレンド、清澄、濾過の工程を経てボトリングされます。
チョコレートやシダーのニュアンスとともに紫や黒系果実の香りが感じられます。2017年は他のヴィンテージと比較してストラクチャーがしっかりしながらも洗練されたテイスト。やわらかな果実味としっかりとしたタンニンも感じ取れます。
酸度 5.54g/L
pH 3.64
岩田セレクション・ワイン
2019年3月末、ソムリエ世界大会を終えたばかりの岩田氏とともに、西オーストラリア、マーガレット・リヴァーへ赴き、新たなポートフォリオを探索して参りました。20以上のワイナリーから、日本市場にマッチし産地の特徴が良く表現できている特に優れた3つのワイナリーが選定され、2019年秋に日本に上陸したワインです。
GRNワインコンサルタント 岩田渉氏
【2018】
91 points - James Suckling